健康ブームで野菜チップスを食べる人が増えています。野菜チップスは野菜そのものなのでジャンクフードと違い、栄養も期待できて一石二鳥です。また、野菜そのものの苦みや臭いが苦手な人でも抵抗なく食べられるところも魅力の1つです。ぜひ、おいしい野菜チップスの食べ方をマスターして健康生活に役立てましょう。
ついつい手が出る野菜チップス食べ方いろいろ
最近の野菜チップスには油で揚げたものと、焼いたり乾燥させたりして作られた、いわゆるノンフライのものがあります。同じチップスでも揚げるとコクとボリュームがあり、ノンフライはあっさりでカロリーも控えめです。
①おいしく揚げたい!
油で揚げた野菜チップスは、カロリーは高くなりますが食べごたえはあります。また、にんじんやトマトなどに含まれる脂溶性ビタミンは、少量の油と一緒に摂ることで吸収率がアップします。野菜チップスをおいしく揚げるコツは、水分をしっかりとること、一度にたくさん揚げすぎないこと、気泡が出なくなるまで網で野菜を油の中に沈めることの3点です。油は時間が経つと酸化するので、なるべく早く食べましょう。
②ノンフライでカロリーオフ
カロリーが気になる場合は、油を使わずにオーブンで焼くことでカロリーを抑えることができます。焼いた野菜チップスはカロリーオフになるだけでなく、素材の甘みが増すので揚げたものとはまた違った味を楽しめます。作り方はとても簡単。薄くスライスした野菜を塩水にさらしたあと、水分をよく拭き取ります。150度に余熱したオーブンで20分、裏返してさらに110度でパリっとしたチップスになるまで焼きます。味つけは、野菜を焼く直前に塩や粗挽きこしょうをパラパラと振っておき、チップスになってからさらに追加して調整します。
③レンジで楽チンチップス
野菜チップスに手軽さをもとめる場合は、レンジで水分を飛ばして乾燥させるといちばん手間がかからず簡単に作れます。時間は1~2分、裏返してさらに1~2分程度です。スライスした野菜を縦向きに並べ、効率よく水分を飛ばせる野菜チップスメーカーを使うとひっくり返す手間もいらず、さらに便利です。最近では百円均一のものもあります。
④野菜の素材力を生かす
野菜チップスはどんな方法で作る場合でも、野菜の水気をとったあとに風通しのよい日陰でしばらく乾燥させると栄養が凝縮して野菜のうま味が増します。気温の高い夏や乾燥しやすい冬で30分、春・秋で1時間程度がめやすです。
⑤料理のトッピングに
野菜チップスはそのままおやつとして食べるのもいいですが、料理にトッピングしてもおいしく食べられます。野菜チップスは、かき揚げや天ぷらのようにうどん・そばにのせてもおいしいですし、カレーやグラタンに添えると、見た目も華やかになります。また生野菜と野菜チップスを合わせると、いろいろな食感を楽しめるサラダができます。本来、野菜そのものなので、どんな料理と一緒に食べてもしっくりくるところも野菜チップスの魅力ですね。
いかがだったでしょうか?
最近人気がある野菜チップスは、既製品の種類が豊富にあるのはもちろんのこと、家でも簡単でおいしく健康的に食べる方法もたくさんあります。自分に合ったおいしい野菜チップスの食べ方や調理を見つけて、ぜひためしてみてください。
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