ご存知のように、ディズニー映画の『アナと雪の女王』が世界的にヒットしました。この映画が私たちに伝える一番のメッセージは「ありのままの自分でいることが大切である」ということです。
では、なぜありのままの自分でいることが大切なのでしょう。ありのままの自分になることで一体どんな良いことがあるのでしょうか?
ありのままの自分でいることで
幸せな人生を送る!
ありのままの自分でいるということは、自分の「本性」をさらけだすということです。自分の弱点や未熟なところを他の人に見せるのは勇気がいることです。しかし、本性をさらけだすことで、私たちは私たちが本当に望むものを手に入れることができるのです。
①ありのままの自分に「本物」が寄ってくる
「ロックな服装が好きだけれどワンピースを着た女の子の方がモテると聞いたから、いつもワンピースを着るようにしている」そんな方いませんか? しかし、ワンピースを着ていれば、寄ってくるのはワンピースを着る女性を好む男性です。ワンピースを着たおかげで彼ができたとしても、ワンピースが好きな彼のために好きでもない服装をし続けることは、果たして幸せなのでしょうか。
あなたが好きなことをしていれば、あなたと同じことを好きな人が集まってきます。共通点がある人とは、長期的に付き合っていける関係をつくることができます。ありのままの自分を周りの人に見せた方が、結果的に本当の幸せを掴めるのです。
②ありのままの自分でいれば、人から信用される
嘘は必ずバレます。「偽りの自分」は必ず壊れます。これは絶対です。そして嘘がバレた時、嘘をついた人の信用は一瞬にしてなくなります。たとえそれが相手のためについた嘘だったとしても、です。
嘘をつかないための唯一の方法は、常に本心を話すことだと言われています。本心を話すということは、ありのままの自分でいるということです。つまり、ありのままの自分でいることが、人の信用を得る最も良い方法なのです。
③ありのままの自分でいれば健康になれる
ありのままの自分でいるということは、自分の心や身体の声に耳を傾け、その声に従うということです。「あの人とは相性が良くないみたいだ。あまり話したくない」そう思ったら、その相手と少し距離を置きましょう。無駄なストレスをなくすことができます。「あまり体調が良くないみたいだ。仕事に集中できない」そう感じたら、早めに帰宅して休養を取りましょう。無理してダラダラと仕事をしても効率的ではありません。
私たちは何となく嫌だな、変だな、と感じても、その感覚を無視してしまいがちです。しかし、その感覚こそが、ありのままの自分からの警報なのです。自分自身と対話をして、ありのままの自分が思っていることを感じる、そしてそれに対処することこそが健康への第一歩であると言えます。
④変わり続ける環境に合わせ続けることは無駄
「黒が流行っていたから黒いシャツを買ったのに、白が流行り始めた」「カラオケ好きの上司に気に入られるために歌の練習をしていたけれど、部署が変わり上司も変わった」環境は変わり続けます。変わり続ける環境に合わせて、いちいち自分を変えていたら大変です。心が疲れてしまいます。空気を読んで行動するのは日本人の得意なことですが、果たして空気を読んで行動した先に幸せはあるのでしょうか。答えは「NO」です。周りの人と同じことをしても幸せにはなれません。自分が求めるものを得ること、求めることをすることで幸せになれます。ありのままの自分の願いを叶えることが、幸せへの道なのです。
⑤「死」の瞬間に残るのは、ありのままの自分
変わり続ける環境に生きる私たちの人生の中で、唯一変わらないことがあります。それは「私たちはいつか必ず死ぬ運命にある」ということです。この瞬間も、私たちは死に向かって歩いているのです。
アップルの創設者スティーブ・ジョブズはスタンフォード大学の卒業式でのスピーチで、「死の瞬間に外部からの期待やプライドはすべて消え去り、本当に大切なことだけが残る」と語りました。
本当に大切なこととは、「ありのままの自分で生きた記憶」です。「努力して夢を叶えた」「心から誰かを愛した」そういった記憶だけが、残るのです。
「ありのままの自分になりたけれど、どうすればいいかわからない」という方は、まずは「好き」か「嫌い」かを感じることから始めてみてください。この時、周りの声や世間体は気にせず、自分の心に集中して下さい。練習することによって、ありのままの自分の声が聞こえてくるようになります。
いかがだったでしょうか?
私たちの人生は一度きりです。その人生を、ありのままの自分を隠して生きることに一体何の意味があるのでしょうか。一体誰が得をするのでしょうか。ありのままの自分でいることが、幸せへの最低条件です。今、この瞬間から、本心に従って生きましょう。
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