大切なお仕事やプロジェクトで失敗の経験や挫折の経験は付きものといわれていますが、失敗は成功の元という言葉もあります。過去の偉大な成功者も数多くの挫折を経験していますが、その経験には一体どのようなものがあるのでしょうか?
成功者を成長させた5つの挫折経験
成功者と呼ばれている人たちは数多の挫折経験を乗り越えることで大きく成長し、やがて世間に大きく認められるようになったわけですが、では一体どのような挫折経験を体験し成長することができたのでしょうか?その具体的な例を見ていくことにしましょう。
①断られ続けても決して諦めない
信念を貫き続けるには大変な意思とエネルギーが必要ですが、それを乗り越えて成功した人物がカーネル・サンダースです。誰もが知るケンタッキーの創始者は、1000回以上も販売を断られ続けるという挫折を経験しながらもその信念を貫き通し、今や世界的な外食企業へと成長させることが出来たのです。
②挫折は終わりではない
有名な自動車メーカーのひとつフォード社の創始者ヘンリー・フォードは何と過去5回もの倒産という挫折を経験しています。一般庶民でも購入できる車を作りたいという信念から幾度もの倒産から再び起業することで当時の自動車産業に大きな革命を起こすことが出来たのです。
③成功への道はいくつでもレールがある
数多くのヒット映画を生み出してきたスティーブン・スピルバーグは、実は幼いころに一種の学習障害が元で読み書きが不自由でした。当然希望する学校への入学も断られてしまったわけですが、やっとの思いで入ったその学校も中退してしまっています。しかし、そのような挫折の経験を糧にしてアカデミー賞を受賞してしまうほどの作品を生み出すことが出来たのです。まさしく紆余曲折の道程の果てにも成功を掴むことは可能だという事を証明した人物です。
④挫折の経験から何を得るのかが大切
国産車メーカーの創業者としてその人生から教訓を語られることの多い本田宗一郎氏は、まだHONDAを立ち上げる前に大きな挫折を経験しています。勉強が大嫌いだった本田氏は、やがて暖簾分けされた町工場でトヨタ自動車の下請けになりましたが、当初納品した部品のうち合格されたものが1割にも満たなかったのです。しかし、製品の分析から専門基礎知識が不可欠と判断した本田氏は、30歳を超えてから勉強を始め、「作れないものは無い」という信念のもと、現在の本田技研工業を世に知らしめる事ができるようになったのです。
⑤挫折を経験することで根本を見つめなおす
今や様々なメディアに出演する有吉弘行氏は毒舌コメントが売りの芸能人ですが、普段は周りへの気配りを絶やすことの無い礼儀正しい人物だということが活躍の場を大きくしています。その背景には、かの猿岩石ブームから想像を絶する転落を経験し挫折に陥った時期に当時の自分を振り返り、今後の活動に向けて自分の態度や可能性をしっかりと見据えたことが成功につながっているのです。
いかがだったでしょうか?
挫折経験を目の当たりにした時には誰でも精神的や肉体的に苦痛を感じるものですが、その挫折を乗り越えることで成功を手にすることが出来たという事が成功者に共通して見られることです。振り返れば笑い話、そんな時を迎えられるように挫折に負けることなく素晴らしい人生を歩んでいけるようにしましょう。
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