涙もろい5つの原因

「最近なんだか妙に涙もろいかも……原因はなんだろう?」そんなふうに思ったことはありませんか? ちょっとした事でもつい涙があふれてしまう。涙もろい自分は、それまでの自分と何が変わっているのでしょうか。その原因とは何なのでしょうか?

自分を大事にしよう! 涙もろい5つの原因

涙もろい状態になったという明確な変化。それはつまり、自分の中になにかがあったという大切なサインかもしれません。そのサインを見逃さないよう、涙もろい時の原因をいくつか探って行きましょう。

①経験による成長

まずは、自分の経験が増えたことが原因の場合。人は自分が今まで人生で味わってきた辛さや苦しさ、悲しさそして喜びを忘れません。そのため、人の苦労話や感動話を聞くだけで自分と重ね合わせ涙します。いままでよりもいろんなことに気付くようになったからこそ想いが深くなり、つい涙もろい状態になってしまう。経験が原因の涙もろさは今まで頑張ってきた証なのです。そして相手を思いやれる優しい心の持ち主になったということ。『自分は人のことを愛すことのできる優しい人間なんだよ』と考えるようにしましょう。

②女性ホルモン

一時的に、または特定の時期にだけ涙もろい場合、女性はまずその原因に「PMS」（月経前緊張症）を疑ってみてもいいのかもしれません。特定の時期とは主に月経の2週間前から月経開始まで。この期間に涙もろい場合は、PMSが原因の可能性があります。涙もろいだけではなく感情の起伏が激しいなど、PMSはさまざまな不調をもたらします。女性はホルモンの働きにとても振り回される生き物です。涙もろい原因だけに限らずいろいろな角度から自分を見直してみて、もしかしたらPMSかもしれないと思った場合は、婦人科に相談だけでもしてみるといいですよ。

③ストレス

最近、ストレスは溜まっていませんか? 嫌なこと、受け流せないことはありませんでしたか? ストレスが溜まっていてうまく発散できないでいると、心はちいさなことでも過剰に強い刺激として受け取るようになってしまいます。ストレスが原因で涙もろいこと、これは実はとても多いのですよ。一番多い原因かもしれません。涙にはストレス物質が溶け込んでいるとも言われています。ストレスが溜まり不安定になっている時、その原因であるストレスを涙もろくなることでたくさん涙を流して排出しているのです。

④疲れ

体は疲れていませんか? ちゃんと眠ることができていますか?　オーバーワークではありませんか?　体の疲れをそのままにしていると、やがて心も疲れてしまいます。ストレス同様、そのような状況ではいままでなんともなかったような事でもつい涙が出てしまいます。当然涙もろい状態になってしまいますね。これも涙もろい原因としてとても多いのです。体はあなたを守ろうとしているのかもしれません。少しの刺激でも過剰に反応してしまう疲れた心とからだを守るために、涙を流すことでなんとか対抗しているのです。