様々な取引のスタートといえる営業活動。そこで成功を収めることはプロジェクト遂行には欠かせません。ですが容易にはお客様を頷かせることはできませんし、場合によっては話を聞いてもらうことすらも難しいでしょう。
では営業で成功を収めるために必要な鍵となることは何でしょう?
営業で成功を収める為に実践すべき7つの事
営業は会社の「顔」です。お客様はあなたの「人間性」でその会社、製品を判断します。「あなたなら安心」「あなたから買いたい」と思わせることが成功を収める為には必要です。
そのポイントを身につけておきましょう。
①売り込む前に相手を知る
相手を知らずに自社の事だけをペラペラ話しては単なる会社自慢です。お客様との何気ない会話の中にも成功を収めるヒントは隠れています。
どの会社に行っても使えるような型にはまったセールストークに固執せず、その会社の事業に特化した提案ができるよう、まずはお客様の事業について訪問前に調べ、会話の中で現状や不満を引き出すことが成功を収める為には大事です。
②「お叱り」はアピールチャンス
来訪を重ねるうち、お叱りを受けることもあります。そんな時、ひたすら神妙な顔で叱責を受けているのでは、不信感を与えたり、イライラが募ったりしてしまいます。
叱ってくれるということは改善してもらいたいということです。そんな時こそ自信のある笑顔です。成功を収める為の具体的な改善策を、明確にハキハキ答えて信頼を得ましょう。
そうすることでお客様も「噛み応えのある奴」と、本気の付き合いをして下さいます。
③自社には誇りを持ち、他社は語らない
人は自慢をする人と悪口を言う人を嫌がります。いくら自社の製品や提案内容が良いと思っていても、他社を引き合いに出し比較するなどといったことはしてはいけません。
ただ、謙遜しすぎることもありません。自社に誇りを持ち、成功事例などを活き活きと話すことでお客様に興味を持ってもらえれば、他社ではなくあなたと仕事がしてみたいと判断してくださいます。
そうすることで他社に勝ち、成功を収めることができるのです。
④お客様を「助ける」ことが「利益」と考える
営業にとって「成功を収める」とは、当然、物が売れたり提案が通ることですが、その先でお客様が本当に喜んでいなければ次がありません。
自社の利益、個人の営業成績ばかりが頭にあると、本当にお客様の為になったかが見えなくなります。自社に利益をもたらしたとしても、それ以上に満足のいく効果がお客様の方で感じられなければ、それは成功を収めたことにはなりません。
本物の成功を収める為に、「お客様の満足=利益」と考えましょう。
⑤「吉報を運ぶ人」の印象を与える
お客様に会う時に、どんなに小さなことでもいいので吉報を持っていくことを心がけましょう。
仕事に関係なくても、担当の方が好きなアーティストの最新情報など、ちょっと嬉しくなることを常に運んでいると、あなたが来ただけで何かいいことがありそうな空気ができてきます。
いつも数種類の飴を忍ばせておいて、担当の方に選んでもらうといったことでも、会話が弾み、場が和みます。
皆が幸せになるような成功を収める為には、暖かい雰囲気作りも大事です。
⑥小さな約束も守る
ビジネスとは約束の連続です。つまり営業で成功を収めるということは、お客様とのどんな約束も守り、満足していただくことです。
業務に関するご要望にお応えするのは勿論こと、例えば担当の方に本を勧められて「次回、来る時までに読んで感想をお話しします!」といった日常会話の中の軽い約束なども忘れずに実行すると、
この人は言ったらやる人なんだなと思ってもらえて信頼度が上がり、成功を収めることができます。
⑦関係者にこだわらない
営業はたくさんの人に会うことになりますが、役職などを意識して、位が上の人にいい顔をしてしまいがちです。勿論、それは悪いことではありませんが、成功を収める為には、あらゆる人と繋がり情報を得ることで有利になります。
訪問先の受付の方、作業をされている従業員の方達とも、機会があれば言葉を交わしてみましょう。そうすることで、担当者からは得られないその会社の雰囲気、ニーズなどに気づくことができ、成功を収めることに繋がります。
いかがだったでしょうか?
営業で成功を収める為には、お客様が本当に望んでいる事を第一に考えて提案を行い、共に気持ちよく仕事が進められ、成功を収めることができるパートナーになりそうだと思ってもらえるように、「信頼できる人間」という印象を持ってもらうことが大事なのです。
まずはあなた自身をお客様に「買って」いただきましょう。
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