失恋中はつらく哀しいものですが、普段は気にも留めないポエムが心に沁みたりするから不思議ですね。気持ちが痛みをともなうことで、敏感になったり研ぎ澄まされたりしているからかもしれません。失恋中だからこそ響くポエムの世界に足を踏み入れてみませんか?
失恋中だからこそ心に響くポエムに出会いたい
失恋中は心の整理がむずかしく、よけいにもやもやしてしまいがちです。他人のコトバが自分の気持ちを的確に言い表してくれることは中々ありませんよね。そんなときはこの5つのポエムが、あなたの心に寄り添うことができるかもしれません。
①失恋はひょんなこと
「好きだと思う気持ちがひょんなことから生まれるものならば、ひょんなことで消えてしまうものなのかもしれない」唯川恵の「ためらいがちのシーズン」に出てくる一文です。ポエムとして読むと、さらっと受け入れられますね。もし今、後悔の気持ちに苛まれているなら、今回の失恋があなたや相手のせいではなく、そういう流れだったのだととらえてみませんか。
②失恋は断捨離!?
「大切なものを捨てることだってあるんですよ。もっと大切なものを失わないためにね」釣りバカ日誌のセリフですが、ポエムとしても十分に聴きごたえのあるコトバです。物理的にも精神的にも自分が抱えられるものには限界があります。どん底にいるときはわからなくても、今回の失恋が何を得るために失ったものなのかを知るときが来るかもしれません。
③思い出の保存はシンプルに
「思い出が悲しいのではない。思い出を美化するから、悲しいのだ」秋元康著「失恋おりがみ」のポエムです。記憶は自分の都合のいいように飾られるものです。このポエムは1つのできごとが見る角度によって、まったく違う一面を見せるのだということを教えてくれます。首まで浸かっている失恋から抜け出したくなってきたら、まずは思い出をきらびやかに飾りたてる重たい未練を手放して、身軽になってみましょう。
④失恋が不幸とはかぎらない
「幸せだけとか、不幸だけに運命づけられている人間など誰1人としていない。人生の車輪は向きを変えながら、ガタゴト行くのだ」インドの有名な詩人、カリダーサのポエムです。今回の失恋はあなたにとって、断片的にみればつらいできごとですが、長い人生からみてみると、車輪が向きを変えたに過ぎないのかもしれません。そう思うと少し気がラクになりませんか。
⑤失恋も時間が経てば笑い話
「物事の大半は、時間が経てば全部笑い話だ」奥田英朗著の「家日和」に出てくる一文ですが、ポエムとして聴いてみてください。今回の失恋以外でも、今まで生きてきた中でつらかったことは少なからずあるでしょう。当時は真剣に思い悩んでいたのにもかかわらず、数年後それを笑い話にして誰かに話したことはありませんか。今回の失恋もいつか必ず笑いとばせる日が来ます。
いかがだったでしょうか?
失恋はつらく哀しいことですが、決して無駄なことではなくあなたの人生の一片だと思えるようなポエムを集めてみました。時間が失恋の傷を拭い去る前に、響くコトバがたくさん詰まっているポエムでご自分の気持ちと向き合ってみるのも悪くないかもしれません。
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